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アポローニア |
アポローニアとは、歯科医師が敬慕する歯の聖女のことです。 |
タ イ ト ル |
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歯と歯肉 そのしくみと役割 |
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食べ物を噛みくだくために欠かせない歯は、
人間の体の中で、最も硬い臓器といわれています。
この硬い臓器も手入れを怠ると、知らず知らずのうちに失われ、
本来大人では、親知らずを含めて32本あったものが、
80才では、平均4本位しか残らなくなってしまいます。
歯のしくみと働きをよく理解し、いつまでも健康な歯でおいしく食事をし、
生き生きとした人生を送りたいものです。
■歯のしくみ
私たちの歯はエナメル質・象牙質とセメント質の硬組織と
軟組織の歯髄で構成されています。
エナメル質でおおわれている部分を歯根と呼びます。
外に出ている部分を歯冠、出ていない部分を歯根と考えてください。
歯髄は象牙質にかこまれた部分で、中心部にあります。
この中には、血管・リンパ管・神経線維などがあって、
歯に栄養を与える大切な役割をもっています。
単純な作りに思える歯ですが、
よく見るとさまざまな組織がバランス良く結合してできています。
■歯肉のはたらき
歯は歯根膜によってしっかりあごの骨に結合されています。
歯が硬いものを噛み、老後も丈夫であるためには
歯根を支えるあごの骨が丈夫で、強くなければなりません。
その骨を、常に健康な状態に保護しているのが歯肉(歯ぐき)です。
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