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アポローニア |
アポローニアとは、歯科医師が敬慕する歯の聖女のことです。 |
タ イ ト ル |
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どうしてむし歯はできるの? |
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むし歯の原因は何だと思いますか?
甘いものを食べたり、歯を磨かないでいるとむし歯ができると思いますか?
たしかに、無菌の状態で育てている動物は、いくら砂糖を与えても、
むし歯にはなりません。
ところが、そのむし歯にならない動物にもある種の細菌を与えると、
むし歯ができてしまいます。
むし歯は細菌感染ということなのです。
■むし歯はこうしてできる
1)歯の表面にネバネバした膜ができる
お口の中は湿り気があって温かいので、
いつもむし歯菌であるミュータンス連鎖球菌が快適にくらしています。
この細菌は砂糖や食べ物の糖質が大好きで、これを材料に
歯の表面にネバネバした物質(不溶性グルカン)をつくります。
2)ネバネバした膜がむし歯菌をよせ集める
不溶性グルカンは水に溶けにくいので、口をすすぐくらいでは流されません。
そして口の中の細菌や食べカスを次から次へ呼び寄せ、
プラーク(歯垢)という細菌の塊をつくります。
3)プラークに住む細菌がドンドン繁殖
プラークに住むミュータンス菌などが糖質をエサに、次々と、さまざまな酸をつくります。
4)エナメル質を乳酸が溶かす
歯の表面のエナメル質は、とても硬いのですが、酸には弱く、簡単に溶けてしまいます。
このエナメル質の溶解がむし歯のはじまりです。
むし歯には予防が一番!その日の汚れはその日の内に落としましょう。 |
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